「音楽、サウンドスケープ、社会福祉」

音楽の内と外をつなぐ・ひらく・考える10年の思考実験中 
実施期間:
2014~2025年3月(2024年度末)


コネクト通信」更新中

日々の活動報告や考察を随時掲載しています。


Topic 2023-2024

2024年3月23日に大阪大学COデザインセンターでアートミーツケア学会研究会「現場のことば 研究のことば」が開催され、3.11以降の「音楽、サウンドスケープ、社会福祉」の活動から「コトバ」の問題に焦点をあてて、コネクト代表のササマユウコがお話します。会員・非会員参加可能、ハイブリッド開催、UDトークあり。詳細はこちらです


【空耳図書館インスタグラム】

音楽と言葉。『音楽、サウンドスケープ、社会福祉(ケア)』の道筋を考え、大切な『思考の種』となるような本を、読書会のアドバイザーも務める主宰のササマユウコが不定期で紹介しています。
ぜひフォローしてください。


2024年1月20、21日に第15回日本音楽即興学会が八王子で開催されます。ササマユウコは21日午前にワークショップ「即興とは何か?”関係性の音楽”としての思考と実験」を、即興カフェの手法で実施する予定です。また実施後にレポートしたいと思います。


終了しました!→記録はこちらから!

2023年10月25日(水)開催の第9回東京芸術劇場社会共生セミナー『ようこそ!ザツゼンとしたまじわりの表現世界へ!障害福祉と舞台芸術が根っこからつながる話』に、カプカプ所長・鈴木励滋さん、新井一座より(新井英夫、板坂記代子、ササマユウコ)、カプププでラジオワークショップを実施中のアサダワタルさんが登壇します。
 無料・要申し込み・手話通訳・文字情報支援あり →詳細はこちらから


※終了しました   アーカイブはこちら→

8月25日~27日 サントリーホール・サマーフェスティバル2023

プロデューサーシリーズ三輪眞弘がひらく「ありえるかもしれないガムラン」。ミュージック・ディレクションに代表ササマユウコが協力しています。あのサントリーホールをひらくこころみ。美術チームとのコレクティブであるEn-gawaプロジェクトにはコネクトでもご紹介している奈良のたんぽぽの家、ササマが理事のひとりを務めるアートミーツケア学会のメンバーも参加した関西拠点のガムラン・グループ「マルガサリ」がミュージック・ディレクションを担当しています。

 現代音楽×美術×ケアの化学反応。ガムランという音楽のかたちで提示されるひらかれた世界を是非お楽しみください。En-gawaプロジェクトにはお子様もご入場頂けます。


〇舞台芸術と福祉をつなぐファシリテーター養成講座(2023年度神奈川県マグカル事業)

※始まりました!

2022年度に続き、2023年度も8月から神奈川文化芸術祭(マグカル事業)の一環としてカプカプ×新井一座「舞台芸術と福祉をつなぐファシリテーター・コーディネーター養成講座」が展開されます。(応募締切)

現在ALSを罹患している体奏家・新井英夫さんの身体変化に寄り添いながら、創意工夫を重ねた現場が展開されています。8年間現場を共にするササマにとっても、音楽・サウンドスケープ・社会福祉の道筋をたどる貴重な時間となりますので、是非多くの方に知って頂ければ幸いです。
 2022年度の記録はこちらからご覧頂けますので、是非お目通しください。イラスト:小日山拓也


お知らせ・春
コネクト代表のササマユウコが2023年度から2年間、アートミーツケア学会の理事のひとりとなりました。東日本以降に始まった『音楽、サウンドスケープ、社会福祉』の道筋を、現在、新しい時代を見据えて改革中の学会の皆さまと共に考え、社会にひらいていく機会になれば幸いです。最新情報は学会のFacebookをフォローしてください。(2023年6月1日)

また、3月にはオンラインジャーナル14号に、ろう者のオンガクとの出会いやシェーファーの視覚障害に触れた研究ノート『境界はどこにあるか 音楽・サウンドスケープ・社会福祉』を掲載しています。こちらもご一読頂けたら幸いです。


〇書籍発売のお知らせ
『LISTENリッスンの彼方に』雫境 編者 論創社 2023年5月19日出版

2016年、聾者のオンガクを世に問い話題となったアート・ドキュメンタリー『LISTENリッスン』。公開から7年を経て、共同監督の雫境さんが1冊の論考集にまとめました。代表ササマユウコは聾文化とはじめて出会った聴者の音楽家として公開当時の監督対談の記録、そして公開5年後のエッセイを寄せています。現在も『聾者のオンガク』については監督たち(牧原依里さん、雫境さん)との対話が続いています。映画をご覧になった方も、これからの方もこの機会に是非ご一読いただけたら幸いです。

〇詳細は出版社のサイトをご覧ください→


【活動ご支援のお願い】

芸術教育デザイン室CONNECT/コネクトは、2011年の東日本大震災を機に音楽家ササマユウコが自らを社会にひらき、70年代にカナダの作曲家R.M.シェーファーが提示した『音楽、サウンドスケープ、社会福祉』の実践拠点として2014年に公共施設内に設立されました。現在までの活動は文化庁や東京都の公的助成金のほか、2000年代のYukoSasama作品の著作権料で運営しています。ご支援の方法はSpotify等で「Yuko Sasama」作品を無料でダウンロード頂いたり、楽曲音源をテレビや放送等でご使用いただく、また残僅少ではありますがCDをAmazon等でご購入いただくことも可能です。
※Yuko Sasama楽曲は全てN.Y.のThe Orchard社より配信されています。また全作品は国内JASRACでも管理されています。ご使用の際はJASRACに使用届けを提出して頂くようお願いいたします。
〇楽曲の著作権についてはこちらにお問合せください。